ナガの適当に映画を語りたい

改まった解説や考察をするつもりはありません。とにかく適当に映画語りしていきます。

【第1回】「彼女の人生は間違いじゃない」を適当に語りたい(ネタバレ注意)

はじめに語りたい

 みなさまどうもはじめまして。当ブログ管理人のナガと申します。実はですね、「ナガの映画の果てまで」というブログを書いているのですが、諸事情ありまして、新しいブログを開設することにしました。その経緯等についてはまた後日記事にさせていただきますね。

 「ナガの映画の果てまで」ではかなりかっちりした解説や考察を投稿しておりましたが、当ブログ「ナガの適当に映画を語りたい」では、何でもありで適当にゆるく映画について語っていきたいと思います。

 本記事は当ブログの初投稿の記事になります。一応本日「彼女の人生は間違いじゃない」という作品を鑑賞してきましたので、それをメインに語っていこうと思うのですが、適度に脱線していろいろと語っていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

「間違い」について語りたい

 「彼女の人生は間違いじゃない」というタイトルだったので、「間違い」ってなんだろうとふと考えてみたんですね。皆さんは考えてみたことありますか?実はこれってすごく難しいことなんだと思うんですよ。

 例えば、人を殺すこと。おそらく今100人に聞いたら100人が間違ったことであると指摘するでしょう。しかし、時計の針を巻き戻してみましょう。戦争の時代。戦争における殺人は、自国を守るために、自国の権益拡大のために正当化されていたんですね。日本における歴史を遡ってみても、殺人が「間違い」では無かった時代は確かに存在していました。しかし、現代社会においては殺人は言うまでもなく「間違い」なのです。

 では、人通りのある道路でうんちをすること。これならどうでしょう?まあ間違いなく「間違い」だと皆さん指摘することでしょう。しかし、中世ヨーロッパではそのあたりにうんちをするのは当たり前だったみたいですよ。道端にうんちをしておいて、香水をぶっかけておけばそれでOKみたいな時代があったわけです。しかし、今はトイレという設備が発達した以上、道端で排泄行為を行うのは、非倫理的で、「間違い」であるとされているわけです。

 最後に、嘘をつくことはどうでしょうか?優しい嘘なんて言葉もありますが、基本的に人を騙すことは「間違い」ですよね。でも、これがライアーゲームなら?

「自分さえ勝てれば、オッケー、オッケー。」

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なんですよね。しかし、現実において人を騙すことは「間違い」です。

 このように、現代社会において「間違い」とされていることの大半は時代が変われば、「間違い」ではなくなってしまうのです。つまり「間違い」というものは絶対的なものでは決してないんですね。あくまで、その社会、法、倫理などさまざまな要因が絡み合って相対的に決定づけられるものであるわけです。

 本作「彼女の人生は間違いじゃない」にはデリヘルと呼ばれる女性たちが登場しますが、男性が彼女に求めているものはただ1つですよね。ただそれも言い方1つで正しいことにも間違ったことにもなるんです。

「お姉さんと・・・いいこと・・・しよ??」

「お姉さんと・・・いけないこと・・・しよ??」

 「間違い」というものは実にふわふわした概念なんですよね。だからこそ難しいんです。「あなたは間違っている。」だなんて容易に言えたもんじゃありません。

キャストについて語りたい

 それにしても本作「彼女の人生は間違いじゃない」には実力のある俳優が多く出演していますよね。

 何といってもまずは瀧内公美さんについて語らねばならないでしょう。1度目の東京来訪で魅せたJKコスプレと赤い下着。2度目の東京来訪で魅せた激しい〇股。デリヘル嬢の面接で自分を変えようと奮起し、身に着けていたものをすべて脱ぎ捨てた、震える身体。うーん、なんと言いますか・・・

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 エロすぎません??(笑)

 特に篠原篤さんとのベッドシーン。恋愛関係が終わってしまった2人の情の無い行為。虚ろな表情でただただ相手を受け入れる瀧内公美さん。

 これがあれですか?俗にいう「マグロ女」ってやつですか??

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 「マグロ女」って世間的には「間違い」だとされてますが、瀧内公美さんがやればもはや「間違い」ではないですね、はい。むしろ最高に高まります!!

 

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 あっ、東京と福島を往復する物語だったということで、イメージ画像としてスカイツリーの画像を貼らせていただきました。特に深い意味があるわけではないのでお気になさいませんようお願いいたします。

 スカイツリーと言えば、2016年夏に公開された映画「後妻業の女」ですよね。春ごろから劇場で予告映像が流れ始めたのですが、まあそれにしても頻度が高かったですよね。映画を見に行くたびに、予告映像として流れるので、頭に刷り込まれてしまいました。そして、その予告編の最後に発せられる大竹しのぶの名台詞。

通天閣どころやない、スカイツリーや!!」

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 僕も、「彼女の人生は間違いじゃない」の瀧内公美さんを見ながら、劇場でこのセリフを叫びそうになりましたね。「つうてんか・・・(以下略)」

閑話休題

 さて、もう一人特筆しておくべき俳優は光石研さんですよね。彼は言わずと知れた名脇役ですよね。光石研さんは数多くの作品に出演しているようですが、最近のもので特に印象的だった作品は2つあります。1つは「共喰い」もう1つは「恋人たち」です。

 「共喰い」の光石さんは強烈でしたね。とんでもない暴力男で、あの年になっても性欲旺盛な絶倫男。壮絶な最期。とんでもないインパクトでしたね。

 

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 「恋人たち」の光石さんも強烈な役どころでしたね。薬物中毒で結婚詐欺まがいのことを生業としています。「恋人たち」を見ておくと、「彼女の人生は間違いじゃない」に登場する光石さんのとあるシーンがすごく笑えるんですよね。「恋人たち」で水道水を美人水と銘打って1本1万円で販売していた光石さんが、「彼女の人生は間違いじゃない」では、放射線量を下げる魔法の壺の押し売りを断り、その売人に飛びかかっていくんですよね。思わず、

「お前かて美人水売りつけてたやないかい!!」

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とツッコミを入れてしまいましたよね。「恋人たち」と「彼女の人生は間違いじゃない」の両方に出演している俳優さんは他にもいらっしゃって、先ほど少し触れた篠原篤さん、そして安藤玉恵さんですね。篠原篤さんは最近の俳優さんの中でも、飛びぬけた実力の持ち主だなあと思うんですよね。すごく存在感がありますね。

 最近の話で思い出したのですが、ついに「沖ノ鳥島」が世界遺産に認定されましたよね。ただの小さな岩石を守るためにコンクリートで覆われた日本最東端のあの島がなぜ世界遺産に・・・?あの島のどこに「人類普遍の価値」があるんだろうか?経済水域の拡大に貢献している点が評価されているのだろうか?

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 とここまでは僕の勘違いで、世界遺産に登録されたのは「沖ノ島」だったんですね。この島を今の今まで知らなかったもので・・・。完全に勘違いしておりました。神様の宿る島ということで、一度行ってみたいものですね。

 神様ということで、ふと思ったのですが、以前に「トイレの神様」という楽曲が話題になりましたよね。

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 トイレにはそれはそれは綺麗な女神さまがいるんやで~とキャッチ―なフレーズが印象的でしたが、トイレに女神さまがいるということは、トイレで成す行為と言うものは、全て神前行事と捉えても良いということですよね。つまりトイレで生み出されるすべてのものは全て神様への供物であり、トイレで成されるすべての行為はすべて神をたたえる行為なんですよね。つまりそれを「下ネタ」だなんて蔑むのはもはや神様への冒涜なのではないか?

 神様への冒涜ということで思い出したのですが、先日「君の名は。

 

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ではなく、「君の縄。」というセクシーDVDを購入しまして、個人的に鑑賞していたのですが、非常に印象的なシーンがありました。イカ臭い口噛み酒や縄で縛りあげる謎の儀式等々のツッコミどころは一旦置いといて、巫女の儀式と称して4人の男が、セクシー女優さんを縛り上げて行為に及ぶシーンがあるんですね。このシーンが撮影されているのが、儀式ということもあってか神棚の前なんですよね。神様の前でなんてことをしているんだ!!と一人で夜中に大爆笑しておりました。

 さて、ここからは「君の縄。」の魅力について語っていきましょう。そもそも縄の由来と言うのはで・・・。

閑話休題

 かなり話が脱線してしまったことをここにお詫び申し上げます。まとめますと、この映画のキャスト陣は素晴らしいということが伝えたかったわけですね。皆様に少しでも伝わっていたら幸いです。

廣木監督について語りたい

 廣木監督は数々の映画作品を手掛けてきました。私が鑑賞したのはほんの数作品ですが、個人的には非常に挑戦的な作風の持ち主だと感じております。

 特に、今年公開された映画「PとJK」は印象に残っております。「PとJK」がどんな作品かということを知らない人も多いと思うので簡単にだけ説明しておきますと・・・

 女子高生に手を出した警察官が逮捕されるまでの緊迫の150日間を描き出した日本が誇るクライムサスペンス・・・ではなく、

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 警察官と女子高生の運命の出会いと純愛を描いた日本が誇る大人気少女漫画の待望の実写映画版・・・でもなく、

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 ティーン向け映画なのにもかかわらず、なぜか昨今の学校教育における子どもの貧困問題にスポットが当てられた意欲作なんですね。

 廣木監督はその鋭い視点で、日本社会の現状と問題を切り取り、そして自分なりの答えを提示していく素晴らしい映画監督なんですよ。こういう社会派視点を持った映画監督は稀有ですし、その独特の切り口と新たな挑戦を続けていくクリエイター精神にはいつも驚かされています。

 そんな廣木監督の作品リストを調べているとひときわ目に留まるのがこの作品です。

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 「発情娘ぐりぐり遊び」。いったいどんな遊びなんでしょうか?いやどんな映画作品なんでしょうか?

 キャッチコピーも気になりますよね。

 「下半身が熱くてうずくの。」

 ではなくて

 「わたし、ハウスマヌカン 着るものも、ボディーも プリンプリンの一流品よ。」

 の方ですね。「ハウスマヌカン」とはなんぞや?と。どうやらこの言葉は死語になってしまったようで、現在はあまり使われていないようですね。調べてみますと、ブティックでその店にある商品である服を着て接客する販売員のことだそうです。

 イメージ画像を下に添付しておきますね。

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 あ、すみません。これはインド神話におけるヴァナラの1人で、風神ヴァ―ユが妻との間にもうけた子とされる「ハヌマーン」の画像ですね。謝った画像を添付してしまったことをここにお詫び申し上げます。

 ハヌマーンで思い出したのですが、芸人の大久保佳代子さんがアメトークの下ネタ大好き芸人のグルメレポートで、気持ちが高ぶって発した一言は印象的でしたよね。

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 何というか、絶妙なヌキ具合とピンク色を兼ね備えた金言でしたよね。女性の方で、もし使う機会があれば、この言葉を使ってみてはいかがでしょうか?

閑話休題

 さて、またもや脱線してしまいましたが、何が言いたいのかと言うと、廣瀬監督はすごいってことが言いたかったんですね。この点が伝えられていれば、僕は満足でございます。

本作の主題を語りたい

 最後にですね、この映画は結局何が言いたかったんだって部分を語っていきたいと思います。

 結論から言いますと、この映画の主題は

「田舎のデリヘルはBBAばっかりだけど、やっぱり東京のデリヘルは違うわ~」

の部分だと思うんですよね。僕はそんなサービスを利用したこともありませんが、イメージとしてあまり顔面偏差値が高い人が就いている仕事ではないのかなあと言うイメージがありましたが、本作を見てそのイメージが大きく変わりました。瀧内公美さんのような美しい女性が、東京のデリヘルにはいらっしゃるというのですか!!そんなサービスには微塵も興味の無かった自分が、少し興味を持ってしまいました。

 その人の人生に影響を与える映画に出会えるのは大切なことだ、なんてシネフィル界隈では言われていますが、まさかこんな形で映画に影響を受けるとは思ってもみませんでした。

 映画館を出るときはいつも、作品の余韻に浸りながら、「素晴らしい作品だったなあ~」とか「あのシーンってどういう意味だったんだろ?」とか何かと高尚な考え事をしがちなのですが、本作「彼女の人生は間違いじゃない」を見終えて劇場を出るときに僕の頭を支配していたのはただ1つ・・・

「あ~デリヘル使ってみてぇ~。」

今まで映画を見てきて、我ながら最も低レベルな感想だと思いました。こんなに素晴らしい作品を見ておきながら、こんなしょうもないことしか考えられない人間がのうのうと映画の解説・考察ブログなんてものを書いていたわけですからね・・・(「ナガの映画の果てまで」参照)

閑話休題

 本作で廣木監督が描きたかったのは、人々の絶望と再生の物語だったんですよね。自分たちが守ってきた家族、愛する人、故郷の街何もかもを失った人たちが再び前に進むには、新しく「守りたい何か」を見つけるしかないんですよね。そしてそのためには今まで「守ってきたもの」への執着を捨てなければならないんです。それがデリヘル嬢になる行為であり、船の上から愛する妻の形見を投げ捨てる行為であり、母親との決別であったりするわけですね。

 人生は失うことと捨てることの連続なんです。しかし同時に得ることと拾うことの連続でもあるわけです。その選択に「間違い」なんてありません。それを繰り返して人は少しずつ前に進んでいくんですね。だから、人生に間違いなんてないんです。

「彼女の人生は間違いじゃない」んです。

 いやはや綺麗に締まりましたね!!ここまでのらりくらりと脱線を続けてきましたが、最終的にはこの結論にたどり着くことができました。

 そう「デリヘルは最高なんですよ!!!」

 じゃなくて「人生に間違いなんてない」んです!!!

最後に語りたい

 最後になりましたが、僕の大好きな映画の名台詞を引用して今回の記事を締めくくろうと思います。今回の記事に関連して「人生」についての名言です。

 「君たちがこれから経験する世界は美しい。しかし同時にさまざまな問題に直面するし、不条理にも満ちている。そんな時は顔を上げて見て欲しい。君は一人じゃないんだって分かってほしい。」

 これは映画「ハルチカ」で草壁先生からハルタに向けられた名台詞です。映画「ハルチカ」で草壁先生を演じていたのは今を時めく中堅イケメン俳優小出恵介さん。彼がこのセリフを言っていたのだと思うとなんだか複雑ですね。彼は今人生のどん底にいるのかもしれません。しかし、顔を上げて、懸命に努力してまた表舞台に帰ってきてほしいですね。

閑話休題

 今回の記事を読んで気になった方は、ぜひ劇場に足を運んで「彼女の人生は間違いじゃない」をご覧になってみてはいかがでしょうか?

 僕からできる注意としましては、男性は少し余裕のあるパンツをチョイスするようにしてください。瀧内公美さんの魅力にやられて「通天閣どころや・・・以下略」になりますのでね。ご利用は計画的に!ですよ。

 あとは、映画見てすぐデリヘル呼んだりしないでくださいね?まずは映画の魅力をしっかりと噛みしめてください。それから瀧内公美さんの魅力もしっかりと噛んで噛んで、味がしなくなるまで噛みしめてくださいね。

 初投稿ではありますが、最後までお付き合いありがとうございました。今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。