【映画おすすめサービス3】欲求不満な時に見たい重ためのサスペンス映画を紹介してくれませんか?
- はじめに
- 『ケープタウン』(2013):監督・脚本 ジェローム・サル
- 『マーシュランド』(2014):監督 アルベルト・ロドリゲス
- 『刑事ジョンブック目撃者』:監督 ピーター・ウィアー
- 関連作品
- おわりに
はじめに
今回は当ブログの映画おすすめサービスをご利用いただきありがとうございます。こうして映画についてやり取りをする機会を持てたこと非常に嬉しく思います。
レクターさんからのご要望は、「欲求不満なので重ためのサスペンス映画を紹介してくれませんか?」とのことでした。私の方からそれに該当するおすすめの映画をいくつかご紹介させていただけたらと思います。
*人間が持つ内包的な悪、犯罪に至る経緯や心情の変化、憎悪や嫉妬、猜疑心や欺瞞、そういった負の感情を映し出す演出が魅力の映画。心理描写のしっかりとした観た後にちょっと凹むくらいパンチある映画はありますか?
『ケープタウン』(2013):監督・脚本 ジェローム・サル
サスペンス調の作品が見たいということで、まずはこの作品を紹介してみますね。すごく簡単に説明してしまうとこの映画は南アフリカ版『SEVEN』という感じの連続殺人を追う刑事の物語です。ただ南アフリカが舞台ということもあってそこにアパルトヘイトの問題が絡んできます。
『ホビット』シリーズなんかでお馴染みのオーランド・ブルームがとにかくかっこ良くガンアクションを繰り広げていくんですが、物語が後半に進むにつれて緊張感が高まり、何が悪で、何が正義なのかその境界がどんどんと曖昧になり、狂気に飲まれていく刑事たちが辿りつく衝撃の事実に目が釘付けになること間違いなしです。
『マーシュランド』(2014):監督 アルベルト・ロドリゲス
スペインの映画賞であるゴヤ賞で最多となる10部門を受賞した衝撃の作品です。スペインのアンダルシアの小さな町で10代半ばの姉妹がレイプされて惨殺されてしまいます。メインキャラクターとなる2人の刑事フアンとペドロはその事件を捜査し始めます。すると浮かび上がってきたのは、同様の事件が過去にもこの町で多発していたという恐ろしい事実でした。
犯人は誰なのか、その先にある悪の根源とは?そして事件の真相を超えた先にある心揺さぶられる衝撃の結末とは?見終わった後に深く考えさせられ二度見返したくなる映画です。
『刑事ジョンブック目撃者』:監督 ピーター・ウィアー
前述の2作品ほど重たいサスペンスというわけではありません。というかサスペンス要素はかなりシンプルです。
ただこの映画面白いのは、「アーミッシュ」と呼ばれる人たちを題材にしているところなんです。アーミッシュというのは、伝統的な生活様式のままアメリカで暮らしているドイツ系移民のキリスト教派閥です。独自の文化や風習を持っており、俗世間から距離を置いて暮らしています。
ハリソンフォード演じる主人公のジョンブックは母親を殺されたアーミッシュの少年を守るために彼らの村に滞在し、捜査を進めることになります。サスペンスフルでありながら、アーミッシュとの異文化交流も描かれており、それらが事件の解決へと繋がっていくのが面白いです。ちょっとメロドラマ臭もありますけどね。
関連作品
・『テレクラキャノンボール2013』:監督 カンパニー松尾
→欲求不満ならいい加減みてください(笑)
・『赤い影』:監督 ニコラスローグ
→ジャンルとしてはオカルトサスペンスホラーって感じですかね。ひたすらにじめじめと不気味な雰囲気が漂っていて、良い雰囲気の映画です。あとこの映画の〇ックスシーンは最高なので、ぜひ1度見て欲しいです。海外でもこの作品の〇ックスシーンは本当に挿入していないのか?みたいな議論があったほどだそうで。
おわりに
今回はメールいただきありがとうございました。今後とも映画ブログ「ナガの映画の果てまで」をどうぞよろしくお願いします。