【映画小噺】10の映画に聞く、日本がコロンビアに勝つ方法とは?
はじめに
みなさんこんにちは。ナガです。
さて今日は皆さんお待ちかねの日本の大事な大事なワールドカップ初戦です。21時からキックオフというゴールデンタイムであることも相まって多くの国民が観戦することは間違いありません。
しかし、日本の初戦の相手はコロンビアです。普通に挑んでもまず勝つことは難しいでしょう。それくらいに日本とコロンビアの間には圧倒的な実力差があります。チームとしても個人としてもです。
では日本がコロンビアに勝利するためには一体何が必要なのか?何をすれば良いのか?今回は10作品の映画に日本はどうすれば勝てるのかを聞いてみました。
*作品のネタバレになるような点に言及しているものがあります。未鑑賞の作品の文章に関してはお気をつけくださいますようよろしくお願いいたします。
10の映画に聞く、日本がコロンビアに勝つ方法とは?
①『ロッキー』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「日本が試合に負けようがたいしたことじゃないんだ。」
ナガ:「えっ?でも負けたらそれで終わりじゃないですか?」
「大切なのは勝つことだけじゃない。最後の最後まで懸命に戦い続けたなら、それは何かに「勝利」するってことなんじゃないのか?」
ナガ:「でもロッキーは結局アポロには勝てないですよね。」
「違うんだよ。最後の最後まで戦い抜いて、そして試合の後に愛する人の名前を叫ぶんだよ。信じることさ。必ず最後に愛は勝つんだから。どうだい?現に俺を見ていない人たちは『ロッキー』というタイトルを聞いたら、大体ロッキーが最後には勝ったんだろうと思いこんでる。」
「結局はイメージなんだよ。たとえ試合に負けたとしても、堂々としてればいい。負けた瞬間に愛する人の名前を叫べばいい。そしたら「試合には負けたけど、何かに打ち勝ったんだ。」という印象を与えられるだろう?」
ナガ:「う・・・うん・・・。」
②『リトルミスサンシャイン』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「勝てないかもしれないのぉ・・・。」
ナガ:「でもそれじゃあ日本は『負け犬』になってしまう。どうしたら勝てるのかを教えて欲しいんだ。」
「負け犬っていうのは、試合に負けた人のことじゃないんじゃ。本当の負け犬っていうのは、負けるのが怖くて挑戦しないやつらのことじゃ。本当の敵は自分の中におるのかもしれん。弱気な自分に打ち勝つことが出来たなら、例え試合に負けたとしてもそれは「勝利」に等しいんじゃ。」
ナガ:「でも敵はコロンビアですよね?」
「本当の敵は自分の中におるのかもしれん。弱気な自分にry・・・。」
③『ライフオブパイ』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「相手の最も脅威になりそうな選手は誰だい?」
ナガ:「ファルカオかなぁ?彼は『コロンビアのトラ』って呼ばれてるんだよ。」
「な~んだ。トラか。トラのことなら僕に任せてよ。トラっていうのは、大体マグロを餌にしておけば大人しくなるんだ。棒の先にマグロをつけてそっと目の前に差し出すんだ。幸い日本はマグロの名産地だろ?勝機十分じゃないか?」
ナガ:「マグロで彼を抑え込むってことですか?」
「まあそういうこと。でもそれだけじゃない。もっと深く考えるんだ。もしかしたら『トラ』っていうのは、自分が心の内に秘めたもう一人の自分なのかもしれないってね。自分がトラを見ている時、トラもまた自分を見ているんだ。その駆け引きに勝てるかどうかが重要になってくる。」
ナガ:「相手に自分を重ねることで、相手の考えを読むってことか!なるほどこれは深いぞ!!」
④『インターステラ―』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「日本が三次元の世界でコロンビアに勝つのは不可能だろう。」
ナガ:「えっ、じゃあもう日本は勝てないってことですか?」
「そう決めつけるのは、いささか早計じゃないか?私は、日本は"3次元では"勝てないと言っただけだ。」
ナガ:「3次元では?」
「そうだ。日本は5次元の世界に突入することで、コロンビアに勝つことが出来るんだ。5次元の世界から試合会場にアクセスし、そっとボールをゴールに押し込むんだ。コロンビアの選手たちはきっと驚くだろうなぁ。」
ナガ:「・・・。」
⑤『インディペンデンスデイ』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「敵は強いか?強大か?」
ナガ:「はい。コロンビアのナショナルチームはメンバーの統率が取れていてチームワークも素晴らしく、そして個々の能力も日本をはるかに上回っています。勝ち目があるようには思えません。」
「なるほど。おそらく弱点はコンピューターウイルスだ。」
ナガ:「えっ?コンピューターウイルス?」
「ああそうだ。そういう統率が取れていて、強大で、外の世界からやって来る敵というのは、大体コンピューターウイルスが弱点と相場が決まっているんだよ。」
ナガ:「なんですか。その小学生の自由帳に書いたような夢物語は。」
「そして大事なのは、試合前の演説だ。西野監督は選手にこう言うべきだ。」
「今日の戦いに勝利すれば、6月19日は単に日本の祝日ではなく、地球人類が確固たる決意を示した日として記憶される1日になるだろう。我々は戦わずして、滅びはしない。我々は勝利し、生存し続ける。この味がいいねと君が言ったから6月19日はサラダ記念日」
「何か勝てそうだろ?」
⑥『君の名は』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「結局一番大切なのは、仲間との団結、時を超えた出会い、諦めないこと。そんなことじゃないの。」
ナガ:「えっ?じゃあ何が大切なんですか?」
「それは偉い人を説得すること。偉い人を説得しない限り勝利は訪れないわ。」
ナガ:「一体どうしろっていうんですか?」
「今すぐに過去の誰かと入れ替わって、ハリルホジッチ監督の解任を決断した日本サッカー協会の幹部たちを思いとどまらせるのよ。」
ナガ:「でもハリルホジッチ監督だったとしてもコロンビアに勝てるとは限らないですよね。」
「じゃあ、もっと前に戻りなさい。アギーレ監督に脱税を思いとどまらせるのよ。」
⑦『グレイテストショーマン』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「どうやったら勝てるか。愚問だね。勝つことに必然性や理由なんていらないんだ。音楽とダンスの力さえあれば、勝つロジックなんてなくても、勝利間違いなしさ。」
ナガ:「それはサポーターが熱狂的に盛り上げることが重要ってことですか?」
「いや違う。サッカー日本代表はキックオフした瞬間にみんなで歌って踊るんだよ。」
ナガ:「そんなことしたら、日本だけでなく世界中から笑いものにされますよ。」
「笑われたっていい。笑われてもそれを黙らせるだけのものを見せればいいんだ。堂々と歌って踊るんだ。『これが私よ!』ってね。」
ナガ:「でもそれじゃあ試合になりませんよ。」
「大丈夫。だいたいのことは歌って踊れば上手くいくようにできてるから。」
⑧『スターウォーズ:最後のジェダイ』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「日本が勝つには最強の助っ人が必要じゃ。それも若い人ではダメだ。うんと年を取った人が良いのぉ。レジェンド感がある人じゃ。」
ナガ:「そんな人日本にいますかね?」
「いるじゃろ。自称香川真司よりも数段優れた選手の釜本邦茂さんが。彼を召喚してしまえば良い。そうすれば彼は敵のエースと互角にやり合ってくれるじゃろ。その間に他の選手はコロンビアを叩くんじゃ。」
ナガ:「でも釜本邦茂さんが今のコロンビアにどこまでできるか・・・。」
「心配するな。彼はこんな名言を残しておる。『ノーマークなら俺にパスしろ。1人マークがいても俺にパスしろ。2人いたら…やっぱ俺やな。』」
「しかも引退したレジェンドは窮地に現れて、重要な役割を果たすと相場が決まっておる。」
⑨『ムカデ人間2』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「大切なのは、辛い現実から目を背けることだ。例え戦いに負けても、そんなことは『夢』だと思いこめば、それはもう敗北ではないんだよ。」
ナガ:「それは例え負けたとしても『夢オチ』にしてしまえば良いってことですか?」
「そうだ。日本代表を勝たせるのは選手たちではない。国民1人1人だ。国民が「勝った」と思い込んでおけば、もうそれは「勝ち」なんだよ。こんな酷い現実は、夢だ、夢に違いない。そう思えば良いんだ。そうすれば日本は間違いなくコロンビアに勝つ。」
ナガ:「全く参考になりませんが、てっきりコロンビアの選手たちを全員繋げてしまえば良いとか言い出すかと思っていたので、一安心しました。」
「人を傷つけるのは倫理的に良くないからな。」
⑩『DEAD OR ALIVE 犯罪者』
ナガ:「日本はどうやったらコロンビア勝てますかね?」
「大切なのは、絶対に負けたくないという強い思いじゃ。」
ナガ:「久しぶりにまともな意見を聞けた気がするよ。」
「うん。そうじゃろ。そしてその絶対に負けたくないという思いが、極限まで高まった時、人の心の臓からは煌々と輝く光の玉出てくるんじゃ。」
ナガ:「ん?光の玉?」
「そう例え相手がハメスロドリゲスやファルカオといったバズーカ―砲級のシュートを打ち込んできたとしても、その光の玉で相殺することが出来るじゃろう。」
ナガ:「ど、どういうことですか・・・?」
おわりに
さて、いよいよ日本VSコロンビアがキックオフです。
日本代表よ!!映画たちが教えてくれた金言を胸にコロンビアから勝利をもぎ取ってくれ!!当ブログ管理人はこんなふざけた記事を書いておりますが、日本代表を真剣に応援しております。
今回も読んでくださった方ありがとうございました。